パンをつくって、化学&生物の知識を深めよう!
第3学年で、化学と生物を選択する生徒が”パンづくり”を体験しました。
理科の授業で、「なぜパンづくり?」と思われるかもしれませんが、これは、”発酵”と”メイラード反応”を検証するための歴とした実験です。
まず、強力粉にイースト菌と水を入れて十分に捏ねてつくった生地を1日冷蔵庫にいれて発酵させました。
一晩あけて、冷蔵庫を開いてみると、そこには大きく膨らんだ生地 が・・・。生徒たちは興奮気味でした。(うまく発酵せず、膨らまないものがあったのは、残念。)発酵の前と後の質量を比較し、「質量保存の法則」を確認しました。
その後生地を成形し、オーブンで焼くことにより、糖とタンパク質が加熱されて褐色に色づく、”メイラード反応”をしっかりと確認したうえで、実食しました。
生徒たちは、各自ジャムや生ハムなど思い思いの持参し、実験の成果をおいしく堪能していました。楽しく学べて、「ごちそうさまでした。」