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五感で感じる木の魅力 

 本校は、令和4年度から福島県教育委員会の「県立学校における森林環境学習推進事業」に参画しています。
 その一環として、夏休みがスタートして間もないこの日、農業科目「農業と環境」を選択している1年生が、学校敷地内にある木で「ツリーイング」に挑戦しました。
 「ツリーイング」は、専用のロープを使って自然に生息する木に登る、アメリカ合衆国発祥のアクティビティであり、世界中に愛好者が存在します。
 森林豊かな南会津地域で生活していても、本格的な木登りの経験がない生徒も多く、最初は不安な様子がうかがえましたが、インストラクターの丁寧なご指導によって、コツをつかむと、高い木にもスイスイと登れるようになり、夢中で、登ったり降りたりをくり返していました。


 登る途中で浴びる木漏れ日はとても優しく、かつ樹上から眺める学校はとても新鮮で、楽しみながら、樹木や森林に対する興味・関心を高めることができました。
 次は、令和5年8月4日(金)に、環境科学コースの2年生が、南会津郡只見町を訪問し、「只見ユネスコエコパーク」におけるブナを中心とする自然環境や独自の文化について学び、「自然と人間の共生」や「森と水との関係性」などを考察します。